夢の海に潜れよ

奇想メモ

歴史に浸る、宵々山

宵々々山、宵々山と、二夜連続で祇園祭に繰り出した。

今年は、信じられないくらい涼しかったから、十二もの山鉾の会所を巡れた。こんなに精力的に回れたのは、初めて。例年、この季節は、京都は蒸し暑すぎて、せいぜい6、7会所くらいしか回れないのだ。

昨年、行きそびれた占出山に最初にお参りできたのが嬉しい。ご祭神は神功皇后。

 

神功皇后といえば、妊娠中に男装して戦った上に男児(のちの応神天皇)を無事出産したという勇ましいエピソードがあることで、安産祈願のご利益があるとされているが、それだけでなく、特に何かを起こした場合(新しいプロジェクトなど)の必勝祈願だと感じるものがあーる。

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占出山の会所内の神功皇后がお祀りされているところ。

よーく見ると、鉾の先に三日月(@月鉾)。こちらは月読さんがご祭神さん。

 

祇園祭は17日の山鉾巡行がメイン行事だけれど、私ら家族は、宵山の屏風祭、町会所巡りの方に重きを置いていて、毎年、山鉾巡行の方は、KBS京都で見物することになっている。

 

くろちくさんの2階でやっていた屏風祭展は、昨年もおじゃましたけど、相変わらずのキラキラに圧倒された。今年の目玉は、俵屋宗達が描いた源氏物語の関屋澪標図屏風(@大日本印刷の伝匠美とかいう特許の印刷技術が精密すぎてすごい)。

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29歳の光源氏が、明石の君と偶然再会したシーン(澪標)だけど、ふたりはあえて描かれていない。

かつての愛人空蝉との逢坂の関での再会シーン(関屋)が、海と山との対比で描かれている屏風と並べられている。

色好みの源氏は、ままならぬ状況の中、なんとか文を送るというところでありませう。

 

 

 余談だが、30年くらい前に、当時、‘過去生見’ で有名な人に見てもらったことがあって、夫の過去生の一つは、平安貴族で光源氏のような色男の生涯を送っていた…とか言われたことあったよ。ほんまかーぃ!?笑

 

今の妻には、光源氏より、宇治十帖での主人公、薫大将の方がずっと近いぜよ。女心に疎く不器用なところなどは。

 

帰りは、年に一度のくろちくさんの大バーゲン(=こちらも恒例)で800円でTシャツを購入。ここのTシャツは好きなので、もう2枚ほど買えばよかった。( ̄▽ ̄)

 

 

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